日記・コラム・つぶやき

2018年10月 3日 (水)

SWEET SERENITYカッティング完了!

本日は乃木坂のソニーミュージック・スタジオにて「SWEET SERENITY」

カッティングの作業が行われました。いろいろなことを教えてくださった

カッティング・エンジニア堀内さま、

いつも本当に御世話になっているマスタリング・エンジニアの内藤さま、

アナログ化のチャンスをくださった

SMDR、GREAT TRACKSディレクターの滝瀬さま、

本当にどうもありがとうございました。30年め、そして10年めにして

「LPレコード」を作らせていただくことが出来て幸せです。

何よりも「SWEET SERENITY2018」に御予約をくださったあなたに

心から感謝いたします。本当にどうもありがとうございました!!

(本日の模様は動画にてレポート的に?お知らせいたしますので、

どうか少しお待ちくださいませ。平澤さん、どうもありがとうございました!)

個人的な私の思いはというと。。。う~ん、アナログ盤、レコード盤というのは

同じ音源を扱っていても、CDとは

文化としてぜんぜん違うものです。

何が違うかというと、音楽にかかわる、費やす、共に過ごす、

どういう言葉を使ってもよいのですが、

その時間が単純に長い。よって音がより身体的な感覚と一体になる。

これはCD文化には無い、アナログレコードだけの特徴かと思います。

ハンディでコンパクトなCDの良さ、はもちろんありますが、

日本でアナログレコードの文化が一時的に全く中断してしまったことは、

音楽そのものにとって非常に惜しいことであった、といいますか、

失ったものの大きさは後からわかる。。。という感じが正直、大変大きいのです。

考えてみればはじめてレコードを購入した小学生の頃からデビューするまで、

プロの音楽家ではなく純粋な音楽リスナーだったわけですが、

その身体性、一体感はまさに、音を「聴いている」というより音の中に入っていく、

ひとつになる、自分だけのものにする、

なんだか生理というか、官能性に限りなく近づいてゆくような感じさえある。

これは私だけの感じではもちろん無く、「音」の特殊性というか、

人間が音楽に心を奪われる、魅了される理由なんではないかと思います。

エルヴィスからJOURNEYからモーツァルトまで、何これめちゃめちゃかっけえ!!とか

ウワ~凄え~凄過ぎ!!(言葉がワルくてスミマセン、)とか思う時の感じって、

その質に何ら違いは無い、同じ感動であり陶酔なのですよね。

(いや今日リーバー&ストラーがエルヴィスに書いた曲聴いてて思ったんですけど、

世にロックンロールほど誤解されているものは無い、それは純粋な熱情と

リズムとビートと、掛け値なしの色気とエロスが混然一体となったなにかで、

それをエルヴィスほど圧倒的に身体的に体現してる存在は地球上にかつて存在しない

のだけど、ロックンロールっていうと何か懐かしのメロディ的、

オールディーズって語が誤解をされるようにエルヴィスのあの、後期の

白いフリンジのジャンプスーツとかラスヴェガスのザ・エンタテイメント!感と一緒になって、

日本だとアラジンの完全無欠のロックンローラーとか、アラジンさんはそれを揶揄したというより

パロディをやったのだと思うけども、とにかくあの、純粋な熱気、

生命を沸き立たせるビート、現実逃避なんかじゃなく現実を生き抜く力、

になり得るリズム、なにひとつとして現代にそのまま、原型のままで伝わっているものは

無い、ように思えてしまう。日本にロックンロールが根付かなかった、

こととアナログ文化の全き中断、には因果関係があるように思えてしまう。)

閑話休題。そうやって育って来た結果、人間より音のほうがよく理解できるようになり、

というか、音がある時だけ生きていて、

世界はリアルで、色彩と感覚に満ちていて、

あとは朦朧として「人生の当事者意識」に著しく欠けるところがあるのは否めないのです。

何でしょうか、私の人生がこんなにぼんやりとしているのはそもそも

レコードのせいなのか?レコードを聴いてしまったせいなのか??

「CDデビュー」もその朦朧感を改善するには至らなかったのか??!

こりゃどうしようも無いな、携帯もスマホも持ってないわけだよ、

とこれもまた他人事のように思ったのでありました。

アディショナル・トラックはファーラウェイ・ソング~遠く去るもの(←鈴木祥子最新録音集

に収録されている「遠く去るもの(ファーラウェイ・ソング」)は弾き語りヴァージョン。

こちらはバンド・ヴァージョンなのでタイトルを変えました!)

とPUFFYさんへの2011年の提供曲、「SWEET DROPS」の初・歌詞入り

セルフカバーです。2曲とも菅原弘明さんがアレンジしてくださいました♪。ワンマン、

ならぬツーマン・バンドサウンドになっております!

_aze9650
(8/29平和島サウンドクルー・スタジオにて。)

もう、2曲ともシングルカット(懐かしい響き。)しようかと思うくらいかっこいいのです。

レコードの発売は来年1月、シンポジウム&ライブ第三弾、

「アルバム『SWEET SERENITYを考える』」

も絶賛計画ちゅうですのでどうかどうか御期待くださいませ♪♪。

2018年9月18日 (火)

絶対にイヤ!

_aze96052small絶対にイヤ!これだけはゆるせない!。。。

ってものがなくなることが大人になること、

なのかもしれないですネ、っていうか

ほぼそうなのでしょう、ということが理解出来る段階までには来た私なのですが。。。

(←平和島サウンドクルースタジオにてプレイバックを聴くスズキ。)

しかし。。。依然としてあります、「絶対にイヤ!」「これだけはゆるせない」。。。

まったく無くなってしまったら自分じゃない!って気がするそのことがようするに

「我を張る」

「我が強い」

ってことなのですよネ。わかっちゃいるけど(未だ)やめられズ、

♪大人の階段の~ぼる~、きみはいま、シンデレラさ~、

幸せはほかの誰かが運んでくれると思ってる。。。♪

とH2Oの超名曲「想い出がいっぱい」を口づさむのでした。。。

(関係ないけど6月に沖縄に行ったとき、夕刻ラジオからこの曲が流れて来てうれしかった!好きな曲が突然かかるってホント、うれしいものですよネ)。

なんか後半↑歌詞がちがうような気もしますが(記憶で書いてます)この曲が名曲なことに

変わりはありません。我ってどうやったら捨てられるのでしょう。そして、

捨てたあとには何があるのでしょう。まだまだ修行途中のスズキなのでした。

あなたはどうですか??How about YOU??

2018年9月 7日 (金)

秋のバンド・スタイルのツアー、そして。。。

秋のバンド・スタイルのツアーのお知らせがもうすぐに出来そうであります♪。

メンバーはもちろん、30周年記念ツアーの記憶もあたらしい百戦錬磨のあの男たち。

西と東のあの街で繰り広げる2018年ラストのライブ、どうか御期待くださいませ!!

そして9/22のアフターパーティー・ライブには、代官山ヒルサイドテラスの

由緒あるフレンチ・レストラン、PACHONさまの御協力をいただき、

http://www.pachon.co.jp/jpn/pachon/index_main.html

赤・白・ブラウンをテーマカラーにしたSweetsを御用意いたします。

ドレス・コードなどということではないのですが、テーマカラーのなかから1色を

(3色でも?!)身につけていらしていただけたら。。。とてもうれしいです!

赤・白・ベージュはSWEET SERENITYのジャケットのテーマカラーでもあって、

秋なのでベージュをブラウンにしてみました。

まずは9/22、代官山でお目にかかれることを心から楽しみにしております!

Smallaze4589

撮影・畔柳純子さん。

ワーナー・ボックスの撮影のとき撮っていただいた

アウトテイク。婚活(笑)に使えるか?!。

 

2018年9月 3日 (月)

『SWEET SERENITY2018』の曲順が決定しました♪

アナログ化が決定した2008年作品『SWEET SERENITY』の、

2018年版曲順が決定いたしました♪オープニングはアレで

次はアレで。。。なんで10年前これにしなかったんだろう??

と思っちゃうくらいの曲順です!もうすぐお知らせ致しますので

ちょとお待ちくださいませネ♪。

『SWEET SERENITY』ってアルバムは「甘さ」の皮を

かぶってはいますが、言ってることは結構キッツイのですヨ。その前が

セルフタイトルの『鈴木祥子』で、あっちがへヴィでダークな作品だったので

甘めに軽めにポップにしたかったんだけれど、よくよく聴いてみると

リリックの内容はほぼ、同じです。単に言いかたが違うだけ、という感じ。

アレンジを殆ど自分でやってるのがほかのアルバムと違うところ、

「Father Figure」だけは山本隆二さんにどうしても御願いしたくて、叶ったときは

とってもうれしかったのです。一人多重の『Love,painful love』

と違うのは、尊敬する多くのミュージシャンに参加していただいていること。

東京ローカル・ホンク、ムーンライダーズの武川雅寛さん、

山本拓夫さん、山本精一さん、

小倉博和さん、山本タカシさん、

センチメンタル・シティ・ロマンスの告井延隆さん、

ジャック達の木原ヒロムさん、

かわいしのぶちゃん。。。

今想い出してもホントに楽しい録音だったのでした。

音を作るのは楽しい、何回やってもこれで良い、これで完璧!

ってことが無いからやり続けてしまうのかも。

そうそう、43のとき「まだ30代の女」をあ~あ、試合終了~、

って想いで書いていたのだけど(何の試合か?っていうと

「女」としての勝負ってことなのでしょうね。30代にはまだ、その勝負がいつか

終わるってことがわからなかった、

だから「やがて40を超えたとき、はじめて識った」と

歌の終わりに言っているわけなのですが。。。)

53になってみると思うことが変わりますネ。個人的には私、53になって良かったヨ、

33とか43じゃなくて凄い嬉しい、今。

同時に「女」!(←さきほどからカッコ付きであるところに注目、なんであります)

って季節はあれはあれで、いいものだった、やってよかった、と、

『SWEET SERENITY』を聴きつつ思う秋の初めの夜なのでした。

2018年5月 1日 (火)

4/21試聴室その3、独りシンポジウム&ライブに

大変遅くなってしまいましたが、4/21(土)横浜・試聴室その3『鈴木祥子独りシンポジウム&ライブ/アルバム「VIRIDIAN」を考える』にいらしてくださり。。。

ほんとうにありがとうございました!

私、2年半くらい殆ど活動していないあいだに驚くほどMCが下手に(涙)なってしまって、

人と電話をしてもしどろもどろになったりと。。。筋肉は使わないと落ちると言いますが、喋らないと話も下手になっちゃうのです!

4/21は台本を作成し曲順を決め、話があっちこっちに飛ばないよう、わかりやすく

お話できるよう心がけたのですが。。。それでも段取りが飛ぶ飛ぶ(涙)。。。

終わってから楽しかった!興味深かった!というメールをいただいて心からホッ。。。

とした次第です。わかりづらいお話を最後まで聞いてくださって、

本当にどうもありがとうございました!

お話しながらライブで実演する、ってやったことがなかったのですが、これが。。。

とても楽しかったです!この形態、いろんなかたちで続けてゆきたいなァ。。。と

鉱脈??を発見した気分。今年は

Photo


「私小説」と

「Sweet Serenity」のシンポジウム&ライブがPhoto_2

続いております♪。台本の精度を高めて?楽しい「独りシンポジウム」にしてゆきますので、どうか御期待くださいませ!

メールを御紹介させていただいた野吾祥一郎さま、

佐藤文さま、伊藤緑さま、谷ゆりこさま、森建治さま、思わずうれしくなったり笑っちゃったり、泣きそうになる素敵なメール、どうもありがとうございました!

試聴室その3の三沢洋紀さま、アンジーさま、後藤久美子さま、サポートしてくださった平澤さま、

ほんとうに御世話になりました。ありがとうございました(打ち上げめちゃめちゃ楽しかったです~!)。

サ~「私小説」は再発売も控えておりますし、ゲストもお呼びしてさらにディープにお送りしようと思っております。そして12月(気が早い!)には別シリーズのライブも。。。

ああ考えることいっぱい、やることいっぱい、だけど楽しい!どうかスズキの30周年、

序盤戦~中盤戦もおつきあいいただけたら大変、大変幸いです♪。

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終演後、平澤さんと。photo by Ms.Kumiko Goto.

2018年4月29日 (日)

この世にテープというものが

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この世にテープというものがあって、録音というものがある時代に生まれ合わせたこともひとつの運命、と、3作ぶんのマスター・テープを眺めてしみじみと思いました。江戸時代とか明治時代に生まれていたら無理だったですもん。Photo_4

もしくはもっと遅く生まれていたらテープで録る《時代》が完全に過ぎちゃってたかもしれない。私は本当にギリギリ、はざまの世代、ひとつ前の世代はアナログ、ひとつ後の世代はデジタルでアナログはもう「歴史」だった。どちらもリアルタイムで経験出来たのは本当にラッキーだと思うのです。

Photo

テープの磁性体とヒト(この場合はスズキ)の磁性体って響きあってしまうのです、なんというか物理学的?に。私はそう思う、思わずにいられない!

2018年4月25日 (水)

アナログ・マスターが

Photo_3


Photo_6


ワーナー時代の3作品、アナログ・マスターがすべて良い状態で

保存されていました。細かいテイク違いやミックス違いもすべて。

ワーナーさんに感謝です!いちばんうれしかったのはオリジナル私小説のマスター。

マスタリングをすべて終えてからタイアップのお話が決まり、最終的な形からずいぶん変わってゆく前の、最初の、「オリジナル私小説」。

PhotoPhoto_2Photo_4

2018年4月18日 (水)

6月に沖縄で録音して来ます!

やりたかった沖縄のスタジオがとても混んでいたので今月はあきらめて、

6月に録音にゆくことにしました♪。

沖縄の伝統音楽が多く録音されているスタジオで、録音とともにいろいろ

勉強して来れたら。。。と思います。沖縄の音楽に非常に魅かれていまして、

三線をぜひダビングしたくて。。。とお話したら、曲に合った弾き手の方を

御紹介くださるそう、ウレシイ!やっぱり連絡してよかった!

Gointookinawa

2018年4月15日 (日)

再来週沖縄に

録音しに行って来ようかな?なんて気になっております、

昨年沖縄の安座間の海に行って出来た曲だから、

沖縄で録ったら空気が応えてくれるかも?

空気読めない、のあの空気じゃなくて。。。

その土地、その場所のもつ何か、バイブレーションのようなものですね。

合うと本当に合うし、合わないと本当に合わない、説明がムズカシイのですが、

エニウェイ(←バイ・永ちゃん)思い立ったが吉日なので、明日スタジオに連絡してみようと思います!

Azama3

独りシンポジウムの練習も佳境です!なんだか通常のライブより緊張して

台本なぞを書いております。'87、'88は欧米の女性シンガー&ソングライターたちも

まさに百花繚乱で、彼女たちの作品をあらためて聴いていると、お互い

いろいろあったね30年。。。という、何か同期?意識のようなものを感じてしまいます。

Solitude_standing

Suzannne Vegaのsolitude standing、1987年の代表的なアルバム。

Photo

追記・美空ひばりさんと船村徹先生による、名曲『みだれ髪』の打ち合わせ&公開レコーディングの

映像を発見して鼻血が出るかと。。。歴史にのこる名調子、

《憎や恋しや 塩屋の岬》

憎や と 恋しや 

の間でブレスをしていない!!

本人自ら先生、ここひと息で行ったほうがいい?と訊いていて、

船村先生自らピアノで歌いながらそうですね、ひと息で行きましょう、

と仰っている。。。

ここでブレスを取らないというのがどんなに凄いか、曲がりなりにも歌をうたう自分には

ほんの少し、ほんの少しだけれどもわかる気がするのだ。だって次に

塩屋の岬、のファルセットが来るんだよ?いちばん重要なロングトーンが来るんだよ?

その前のフレーズでブレスを取らないのはものすごい勇気を必要とすることの

はず、なのに何の苦もなく、こんなにも美しいトーンをよどみなく発することの、

ああ!何とものすごいことであるか。。。本当に鼻血が出そうになる。

カレン・カーペンターが『SUPERSTAR』の冒頭の、

LONG AGO と AND OH SO FAR AWAY

の間でブレスをしていないことを思い出した。誰でもそこは生理的にブレス

したくなるだろう、というところで絶対にしない。感情の連続性が途切れてしまうから。

ブレスにはそういう意味もある、単なる息継ぎじゃない。

(って、なんだか「きょうのわかったことメモ」みたいになってスミマセン!でもこれ、

本当に今日の大きな発見でした。)

2018年4月10日 (火)

新曲『鼓動(ハートビート)』の

Photo

昨日は新曲「鼓動(ハートビート)」の録音でした。帰ってきてクイーン『華麗なるレース』

を聴いております、かっけぇ~!!こんなコーラスの音色どうやって作るの!

肝心の録音のほうはうまくいきました。サビの歌詞はこんなかんじ、

(何か自動書記みたいに書いたので、矛盾してるところなんかも

そのままで歌ってます)

わたしの中であなたの愛の鼓動が、

わたしを超えてどこまでも続いてゆく。

あなたに逢ったとき、失うことがわかった。

あなたはずっとここに居てくれるとわかってたの。

それにしてもこの効率の時代に私の録音のやり方は非効率も

いいところで、すべて手動(笑)、機械使わない、演奏も歌も出来るまでやる、

何とかチューンでピッチを直さない。別にピッチ感に自信があるとかじゃ無く、

ナンカ好きじゃないのです。クイーンだってそんなもの使わないでこんなに凄い

コーラスとヴォーカルのサウンドを作っている(あ、思い出したオートチューンか)!

そんなふうなので終わったときは疲労困憊してますが、同時に元気になっている、

疲労困憊なのに元気っておかしいけど本当にそうなのです。元気になるために

疲労困憊する、陰陽論じゃないけれど、それってどっちも等価なんですね。

な~んて書いてるうちに『華麗なるレース』はもうラストの「手をとりあって」が

終わるところです。手をとりあってこのまま行こう、愛する人よ。

静かな宵に光を灯し、愛しき教えを抱き。疲れた!けど良い一日でした。

おやすみなさい♪。(4月8日・記。)

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