『30と30分の3の一瞬。』
ディスクユニオンお茶の水駅前店さまで行われております“祥子ちゃんまつり”
もうお越しいただけましたでしょうか❓❗️
最新作品集『鈴木祥子私的讃美歌集1.』、お聴きいただけましたらぜひ
御感想をおしえてください❗️このブログやTwitter上で紹介させていただきます❤️。
そうそう、2018年のデビュー30周年記念ライブでお客様にプレゼントさせていただいた
『30と30分の3の一瞬』、2013年のシングル『星影のワルツ』2006年に作ったCDブック
『創作ノオト 中』が完売、と担当してくださっている花田倫子さまが
先ほど知らせてくださいました。どうもありがとうございました‼️
『30と30分の3の一瞬』は3曲入りのCDなのですが、
京都、八王子、沖縄。。。と、日本縦断(笑❓)のような状況で
1曲ずつを録音しました。2018年の3月に京都のマザーシップスタジオで録ったのが
1曲めの「ノースバウンド・アイランド急行〜リミのテーマ」
です。
リミとは誰か?というと岡崎里美(リミ)という、たった1冊の本と詩集を残して
1971年に17歳で世を去った女の子です。この人の本が私、好きで、
何か魅かれてしまって。。。リミの本の中から言葉を拾って歌詞を書きました。
あたし、何処に行っても疲れてしまうから
いっそこの列車で素敵な国へゆこう。
そこには夢の世界、愛と祈りだけで
生きてゆけるような気がするから、
あたしは何故か、
生きてゆけるような気がします。
それだけで。
ー良いですネ、凄く良い歌詞です。正確には私の言葉じゃないですけど(笑)、
私を通して歌われることでまた、何か別のものになってるんじゃないかって気がします。
(そのやり方は2006年のアルバム『鈴木祥子』に入っている『BLONDE」
もそう、あの曲もマリリン(・モンロー)の言葉を拾って歌詞を書きました。)
この曲のドラム好きなんですよネ、最初にピアノを録って、それに合わせてドラムを
叩きましたが、このやり方って独特の自分らしいグルーヴが(笑)出るので好きなのです。
(『GOD Can Crush Me.』でも同じことをやって、
スタジオで中山さんをハラハラさせてしまいました❗️)
リミは自由、を求めて求め切れなかった、その希求というものが凄く透明で、純粋なので
非常に心をつかまれる。ロックが好きで詩が好きで歌を歌って、アレっ何か自分と似てる、
いやそんなことより自由を求める、という、人間であるかぎり普遍的な欲求がそこにはあるから、
何年経っても誰かが彼女に魅かれ、彼女のことを語りたくなる、
私みたいにですネ、その透明感に何か引っかかる、という人が定期的に出てくるのですネ。
私は彼女は歌うべきだったと思うんですネ。彼女の言葉とか、資質は歌、に
非常に合っている気がする(あっ、資質が歌と合っている、ということと、
芸能界で歌手をやる、ということは似ているけど違います、関係ないですが念のため。。。)
何か完成されていない、リリカルなもの、かたちにならない詩情、のようなもの、
それがこう、うまい具合に声と音と、言葉とマッチングすると歌、が出来ますネ。
私の経験だとそういうことになります。
彼女にはそれが向いていたんじゃないかと。何かそんな気がするのです。
私もそういうことに向いているところがあり、それって何かって云うとこう、
何処かピントがズレてるというのか、人生的な焦点がボヤ〜ッとしているというか、
良い意味で云うと本気で夢をみる力に恵まれている(ナ〜ンテ、ものは言いようだなァ)、
悪く云うとこの世に生きているという現実感がどこかキハク、なわけなんですネ。
何らかの宗教的感情、クリスチャニティとの親和性というのがもう、思えば子供の頃からあったと
思います。だから歌詞の中の
愛と祈りだけで生きてゆけるような気がする
っていうフレーズは、リミの言葉であってどこか自分の言葉のようでもある。。。
気がしてしまう。。。わけなのです。
そんな思いを込めた『ノースバウンド・アイランド急行〜リミのテーマ』、
どうか楽しんでお聴き頂けたらとっても嬉しいです❤️。
『30と30分の3の一瞬』について(今さら)語ってゆくシリーズ、
2回めの明日は2曲めの『鼓動(ハートビート)』について解説?したいと思います!
ディスクユニオンお茶の水駅前店さまで行われております“祥子ちゃんまつり“
もうあと少しです❗️ぜひいらして『鈴木祥子私的讃美歌集1.』
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