Now Recording❤️2,その現実的側面について。〜
今レコーディングをしていること、を先日の記事に書いたのですが、
曲の主人公の心理とかリリックの意味、クリスチャニティとの関係。。。
という内容だったので、今回はもっと録音そのもののお話をしたいナと思います❤️。
ビクター・スタジオの401Stは、(私の仕事で言うと)ビクター/フライングドッグの
アーティストである坂本真綾さんや安野希世乃さんへの提供曲、
そして洋楽カバー・アルバムでも録音・ミックスを手がけてくださり、
サザン・オールスターズや桑田佳祐さんのメイン・エンジニアを長年に渡って務めてらした
中山佳敬さんが監修したスタジオです。
古くは“Radiogenic”のいくつかの曲を録音したのも
ここビクター401Studioで、レコーディングの際
名匠・今井邦彦さんのアシスタントを
務めてくださったのが中山さんでした。
今井さんが録音・ミックスを手がけてくださった曲は
『優しい雨』のシングル・ヴァージョン、
そして『チャイム』『幸福の樹』、
名曲『両手いっぱい』。。。(自分で言うな❗️)
ブライト&クリアなところは師である今井さんと底通する何かを、
そうで在りつつ攻撃的でヘヴィなところは中山さんの個性なんじゃ無いかなァ?。。と
(勝手に)思ったりして、
いまの自分の新曲を録っていただくとしたら401Stでやるしかない‼︎
と、得意の思い込みを発揮してしまったわけなのです(!)
(ーーでも思い込みって案外大事なんじゃないかなァ、だってそれによって
勢いとか情熱。。。Enthusiasmが生まれるでしょ❓
時々副作用もあるけど、気にしない気にしない😝‼︎)
当初は401Stの、透明感と強さのある素晴らしい鳴りのスタインウェイで弾き語りをしたい、
と思っていたのですが、雰囲気や感情、というよりも全体の完成度を考えて、
歌とは別録りをすることに。
この日はまずピアノを、クリックに合わせずに単体で録音し、
次にハモンド・オルガンを録っていただき
リード・ヴォーカルを録ってさらに3声のダブルのコーラスを重ねて。。。
コントロール・ルームのスピーカーでヴォーカルを聴いた瞬間、その透明感にびっくりしました。
これが401の音なのか。。。そして最後に
アナログ・テープ(出た‼️)に録っていただきましたー❣️
何と明るくクリアで、そして何処かヘヴィで、落ち着いていて華がある音なのだ。😭😭😭
そう!この矛盾ですね。矛盾しているものって面白い。ある種、美しい。
ドキドキするし、それについて考えたくなる。
現実の世界は矛盾を拒否して、排除しようとする。
でも音の世界は矛盾を受け入れ、寧ろ輝かせる。
だから追わずにいられない、何度も立ち向かわずにいられない。。。
ナ〜ンテ、音のことを言おうとすると漠然としちゃいますネ!
これ以上無い最上の環境と、最高のエンジニアに恵まれたことを、
本当に幸せに思うのです。
心を震わせてくれた。。。いえ、
心、というより魂レベル、の喜びを与えてくれた
401Stでの7 and half hours...
なのでした❗️
(新曲、またアナログで出して‼︎なんて御意見もあって
嬉しいですネ❤️。ちょっと前は
“え〜?アナログ?カセット?”ってイヤがられたのに(涙&笑)、時代は変わったものだ。。。🤔
どうか御期待くださいませネ😉!)
中山さん、次のドラムの録音も
🥁どうぞよろしく御願いいたします🙇♀️‼︎
(Photo By;Junko Azeyagi)
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