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2020年3月21日 (土)

“And after all...Tomorrow is another day.”

 

http://amass.jp/131979/

。。。しかしこの出来事は、私の中に手つかずに保たれていた何か、を破壊するにじゅうぶんの馬鹿馬鹿しさと低脳さだった。

長年のバンドメイトに1000万ドル要求するその神経も凄いが、STEVE PERRY様の真意が見えなさ過ぎる。

 

排他的、独占的、取消不能の契約でJOURNEYの名前と商標をショーンとケインに譲渡していた、なんて世界中の数多のファンにとって初耳だろう。寝耳に水、と言ってもいい新事実である。

 

何故かというと。。。JOURNEYとはSTEVE PERRYでありSTEVE PERRYの声だからである!

1978年以降にJOURNEYのファンとなった全員が同じ想いだろう。

その当の本人が取消不能、なんて高圧的な契約書にサインした、させられたのだとしたら、これは人権侵害、人権蹂躙、といってもいいようなことだ。「契約書」には双方の協議や話し合いの余地を残す条項が必ず盛り込まれている。それが無い、ってどういうことなのか。

 

業界に入りたての20代ならいざ知らず、1998年はもうメンバー全員百戦錬磨の、50にも手が届こうかという頃。。。

 

2017年の公の場での和解はどう考えても不自然だ。何故和解するのか。何故認めるのか。

そんな契約の存在を知らなかったからこそ、私は彼の姿に号泣したのだ。すべてを乗り越えて、歌に、音楽に戻って来てくれた。。。そう思ったから。

しかしその契約が既に20年前になされていたのだとすると話は違ってくる。だって生涯許さないでしょ普通。もしくは最初からそんな契約をする、筈が無い。和解の動機が不自然過ぎる。意図的な演出、を感じる。

 

ソロアルバムでの復帰のため、納得ずくの手打ちだったとしても、

双方の利害が、一方では一致し過ぎ、もう片方ではズレ過ぎていて違和感を禁じ得ない。

 

うん。最早真意も経緯もどうでも良い。

 

なにこれ利害と利権と、お金の匂いしかしないじゃん

 

。。。だったらもう伝説で良かった。永遠に美しい音楽と想い出だけを残し、戻って来てくれない方が良かった。

私は彼らの音楽をずっとずっと愛していられたことだろう。

 

「私の中に手つかずに保たれていた何か」。。その何かとは夢、憧れ、みたいなもの、自分の足元にたしかに在る、と信じていた地盤のようなものだった。その地盤の上で私は自分の音楽をやりたかったしやっていたし、やれると信じていた。

 

。。。最初からそんなものは無かったのだ。無いものをある、と思い込んで/思い込まされていただけだった。

 

永遠の名作『風と共に去りぬ』のラスト近くで、

私は。。。今まで幻を追いかけてたのね。。。」

と愕然とするスカーレット・オハラの?気分。

 

しかし何かがめちゃめちゃ腑に落ちたときの、青空のように(あ、今日は3/21だ❣️)せいせいした、

迷い無く完全に心を決めた時の、

悲しいけれどどこか清々しい、手前勝手にドラマチックな。。。あの名台詞の気分でもある。

 

And after all...tomorrow is another day!

 

もう純粋に彼らの音楽を“愛する”ことは出来ない。全てがこの結末に繋がっている、と解ってしまった今は、

それがどんなにか素晴らしい、自分の人生や青春のかけがえの無い一部であり継けた音楽だとしても。

。。。それで良いや、と思えるくらい、私はいつの間にか成長していた。そのことが少しだけ嬉しい。

けれど、とても苦い。

いつか。。。いつかすべてを忘れて、またあの青春に、

戻る時が来るだろうか。

ミシュス、きみはどこにいるのだろう。

チェーホフの小説の最後の一行を何故か憶い出した。

『中二階のある家』。たしかそういう小説だった。

 

 

 

 

 

 

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