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2019年2月28日 (木)

誠実さとはなんと淋しい言葉だろう。-Billy Joel『Honesty』。

Honesty_single
twitterにも書いたのですがこの曲をはじめて聴いたのは1978年、
中1のときでした。
ネッスルのチョコホット、という粉末ココアミックス(瓶入り。)のCMソングで、
テレビで見た瞬間
「誰、誰?!めちゃめちゃいい曲!」
と盛り上がり、翌日早速学校の友達と
「ねーねー、チョコホットのCMみた?
あの音楽すごいいいよね!」
と意気投合し、いっしょにシングル盤を買いにゆきました。
インターネットとかスマホ、なんて影もかたちも無かった時代です。
今だったら
“チョコホット、CM、音楽”
とかで“ググる”ことでしょう(笑)。
「素顔のままで」「ストレンジャー」「ニューヨークの想い」「アレンタウン」。。。
Billy Joelの名曲はたくさんあり過ぎて数え切れないですが、
日本での「オネスティ」人気はあのCMの果たした役割もとても大きかったんじゃないでしょうか。
Choco_hot_cm
私は当時「英語部」に入っていまして、この曲の歌詞を部員みんなで音読しながら、
意味について、使われている単語について、歌われているメッセージについて
検討しあったりしたのも良い想い出です。勉強と音楽とテレビ、が結びついて、
実りある青春の一時期だったナー、などと思います。
今は何か娯楽は娯楽、
学校は学校、音楽は音楽。。。と分断されているんじゃないか??
と思えて、
それがぜんぶ共にあった(と思えた、あるいはそう信じることの出来た)時代を懐かしく想ったりするのです。
中学生には大変に難しく感じられた歌詞も、大人になってから聴くと
まるで今の時代、を歌っているかのよう。それも音楽というものの魔法なのですね。
「『誠実さ』とはなんと淋しい言葉だろう、
誰もがあまりに不誠実だから、
誠実、という言葉を耳にすることは少ないが、
それこそ私があなたから欲しいものなのだ。」

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