誠実さとはなんと淋しい言葉だろう。-Billy Joel『Honesty』。
twitterにも書いたのですがこの曲をはじめて聴いたのは1978年、
中1のときでした。
ネッスルのチョコホット、という粉末ココアミックス(瓶入り。)のCMソングで、
テレビで見た瞬間
「誰、誰?!めちゃめちゃいい曲!」
と盛り上がり、翌日早速学校の友達と
「ねーねー、チョコホットのCMみた?
あの音楽すごいいいよね!」
と意気投合し、いっしょにシングル盤を買いにゆきました。
インターネットとかスマホ、なんて影もかたちも無かった時代です。
今だったら
“チョコホット、CM、音楽”
とかで“ググる”ことでしょう(笑)。
「素顔のままで」「ストレンジャー」「ニューヨークの想い」「アレンタウン」。。。
Billy Joelの名曲はたくさんあり過ぎて数え切れないですが、
日本での「オネスティ」人気はあのCMの果たした役割もとても大きかったんじゃないでしょうか。
私は当時「英語部」に入っていまして、この曲の歌詞を部員みんなで音読しながら、
意味について、使われている単語について、歌われているメッセージについて
検討しあったりしたのも良い想い出です。勉強と音楽とテレビ、が結びついて、
実りある青春の一時期だったナー、などと思います。
今は何か娯楽は娯楽、
学校は学校、音楽は音楽。。。と分断されているんじゃないか??
と思えて、
それがぜんぶ共にあった(と思えた、あるいはそう信じることの出来た)時代を懐かしく想ったりするのです。
中学生には大変に難しく感じられた歌詞も、大人になってから聴くと
まるで今の時代、を歌っているかのよう。それも音楽というものの魔法なのですね。
「『誠実さ』とはなんと淋しい言葉だろう、
誰もがあまりに不誠実だから、
誠実、という言葉を耳にすることは少ないが、
それこそ私があなたから欲しいものなのだ。」
« 3/9(土)『港のショーコ・クリハマ・ヨコスカ』にて | トップページ | 雨の日と月曜日は~Rainy days and Mondaysのゆううつ。 »
「音楽」カテゴリの記事
- ベアフォレスト・ソングライティング・ワークショップ、実験的にスタートいたします❣️(2020.02.03)
- 大好きな曲4連発😍これって偶然⁉️(2019.10.09)
- 練習でした♪。(2019.05.11)
- 5/20(月)『It’s Monday,A New Day』!(2019.05.09)
- 追想の「水の冠」。(2019.04.23)
最近のコメント