「二人の願い」沖縄で録音とミックスをしていただきました!
先日、沖縄は古謝のイガルー・サウンド・スタジオでアディショナル・レコーディング&
ミックスをしていただきました。このところ30周年記念ライブにいらしてくださった方への
プレゼントCDのための録音とミックスをしていたのですが、これが、、、何だか素晴らしい内容になってまいりました!
「ノースバウンド・アイランド急行~リミのテーマ」と「鼓動(ハートビート)」の2曲は菅原弘明さんのアレンジで、「20年後の『私小説』」ともいえる仕上がり!
自分で言うけど凄~く素敵なのです。聴くたびに菅原さんのセンスは凄い、と感動してしまう。多くを語らなくても解ってくれる/解ってしまうのが音楽なんですよネ。
この日はもう1曲の新曲「二人の願い」に三線を入れたい!というスズキの願いのもと、梅雨明けの太陽が眩しい沖縄に。
那覇から車で1時間ほどの古謝に向かいます。
スタジオのエンジニアでオーナーの東江厚史さんが、10月に録られたという沖縄のブルー・ビーチの波の音と
島太鼓の音をこの曲のために用意してくださっていて、
有名な「てぃんさぐぬ花」の、普段は殆どうたわれることがないという8番の詞と節を
言葉の意味から丁寧に教えてくださいました。私、沖縄民謡初挑戦初録音。
「二人の願い」は昨年10月に沖縄に来たとき、安座真の海で波を見ていたら
出来た曲なのです。10月の海!これをシンクロというのだろうか。。。
三線を弾いてくださったのは若き三線奏者の城間竜太さん。ロック・バンドや
ヘヴィーメタルの中で(!)演奏することもあるけれど、
あくまでも本流は伝統的な沖縄民謡を歌い演奏することだそう。
受け継いだものを守りながら新しいものを採り入れてゆく、
沖縄の懐の深さと遊び心を感じてうれしくなってしまいました。
美しい満月の夜、夜しか咲かず、滅多に咲かないというサガリバナの花がたくさん咲いていて、まるで
素敵な曲になってよかったね、と言われているよう。。。その香りをいっぱいに吸い込んでスタジオを後にしました。
初めて行った場所で、はじめて会ったひとと音楽で通じ合うことができる。
倖せだな、こういう時間があるから音楽をやっているんだな。。。
と心から思いました。東江さん、竜太さん、本当にありがとうございました。教えて
いただいた8番の歌詞、何度も想い出しています。
(出逢えたことが幸せでは無い)
失てぃん泣くな
(失ったことが悲しみでは無い)
人(ひとぅ)ぬゆしあしや
(よいことなのか、悪いことなのか)
後(あとぅ)どぅ知ゆる
(時が経てば知ることになる)。」
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