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2017年10月26日 (木)

『抱擁家族』、その預言の的確さ。

Houyoukazoku1


小島信夫の有名な小説「抱擁家族」を初めて読みました。以前から読みたかったのだけど機会が無くて、先日茅場町の古本屋さんで偶然出逢ってすぐ購入、一気に読んじゃったのですが、


私、こんなに普通で不気味な本って読んだことが無い。書かれてあることは普通の家族が普通に崩壊してゆく様子なんだけれど(ヤッパ普通じゃないですネ)、

その書き方なのか文体なのか登場人物の台詞なのか、とにかく何かが不気味で仕様が無く目がはなせない。


特に最近、「アメリカ」が、「アメリカ的なるもの」が日本人に見せていた夢って一体何だったんだろうと考えることが多いのでまさにタイムリー、って言ってもこれ昭和36年に書かれた小説なんですネ。


この小説がその時点(昭和36年)に暗示もしくは幻視しているものの予言性、その的確さが不気味なのかもしれません。とにかくこんな本、こんな小説って初めて読んだ。

なんかわからないけど小島信夫ってスゲー。ほんとうに恥ずかしながら今さらにして感じ入っております。

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