聴けば聴くほど面白い!
音楽はたくさん聴けば聴くほど面白い。何故ってその音楽の背後に在るもの、
その音楽に溶け込んでいるものが何なのか解ってくるから。ひとつの音楽が二倍にも三倍にも膨らみをもって聴こえるようになる。
TOTOだって非常に洗練されてるみたいだけれど背後にちゃんとロックンロールやR&Bを持っている。いちばん聴こえてくるのはコードのテンションに表れたジャズの影響で、それが洗練された印象に繋がっている。
(←このオリジナルメンバーが私のTOTO!(デヴィッド・)ハンゲイトと(ジェフ・)ポーカロのリズム隊に(ボビー・)キンボールのハイトーン・ヴォイスの無いTOTOはTOTOじゃない、ってのが私見デス。)
キャロル・キングの作曲スタイルにだってジャズが物凄く影響を及ぼしている。彼女の作品の驚くべき長命=普遍性はそれに負うところが大きいとさえ思うくらいだ。
超有名な『タペストリー』だけれど、このアルバムは作家の一要素でしかない、と今は思える。’60年代にアルドン・ミュージックのスタッフライターとしてヒットを量産していた頃の作風は本当にバラエティに富んでいる。ライターとしてのC・Kのベストはマキシーン・ブラウンに書いた『Oh no,not my baby』スティーヴ・ローレンスに提供した『Go away,little girl』ジーン・マクダニエルズへの『A point of no return』(←これは私のベスト3!)など、本当に枚挙にいとまが無い(クリケッツに書いた『Don't ever change』も超名曲。。。私はこの曲でC・Kのソングライトにおけるジャズの影響、に気がつきました)。
何を飛ばしても抜かしてもその音になっていない、良い音楽は絶対にたくさんの要素を持っているし、良い音楽家は創作者であると共に継承者でもある。だから聴くのをやめられない、まさに「深みにハマって」しまうのだ。
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