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2016年8月

2016年8月31日 (水)

『英ポロ』、わたしの内なるヨーロッパ。

作戦が図に当たった!『軍ポロ』を並行して練習したら『英ポロ』のオクターブ連打が少しずつ出来るようになってきている。「ザセツのシンボル=オクターブ連打」だった頃からしたら格段の差だ。



その後のメローな部分にも手をつけているけれど、ショパン様の和声のつくりかたは何と精緻で綺麗なのだろう。和声=ハーモニーというものはヨーロッパからやって来た、ということをあらためて再認識させられる。


『英雄ポロネーズ』は祖父のレコード棚の『ショパン全集』の中にあった。誰の演奏だったかはもう思い出せない、音楽を聴いて「ふるえが来るほど感動した」最も古い体験だった。幼稚園に上がる直前、5歳だったと思う。



ハーモニーの発達の歴史は鍵盤楽器の発達の歴史であり教会音楽の歴史でもあるだろう。西洋音楽が日本に入って来たのは明治以降、画家志望だった明治生まれの祖父が若くして受け取った「西洋文化」の衝撃ーウェスタン・インパクトーは、そっくりそのまま彼の孫娘に伝達された。それ自体は別に驚くようなことではない。


私は以前から高村智恵子という人に興味を押さえられない。言わずと知れた『智恵子抄』のヒロイン、高村光太郎夫人の智恵子もやはり明治近代の「ウェスタン・インパクト」の直撃を受けた最も最初の世代である。



その結果として「洋画家としての自立」を目指した智恵子が夢に挫折し、やがて社会化に失敗し不適応を起こし、最終的には狂気に捉えられる過程に、共感ーとは不謹慎な言葉だが「日本に生まれてウェスタン・インパクトに無防備に晒され、それを愚直に内面化してしまった女性」の生きた道として非常に自然ーーまっとうなものを感じるからだ。




そういえば日本の街で流れている音楽から「ハーモニー感」を聴き取ることが殆ど無くなってどのくらい経つだろう。



幼少時から10代中盤くらいまでに聴いた音楽というのはあらゆる意味でその後の志向(思考)に影響を与える、ということに今さらながら気づいた。単に個人的な趣味・好みという次元をこえて、人は音楽を通じて音楽の向こうに堆積された「文化」に抗い難い影響を受けるのだ。


そう思うと音楽のもつ「マスへの伝播力」そして「個人への浸透力」にはものすごいものがある。それは真逆のベクトルであるが、長い目でみた場合どちらの力も実は等価である、と感じざるを得ない。


おっと、『英ポロ』のことばっかし考えてたらついマジになってしまった。『英雄ポロネーズ』はわたしの内なるヨーロッパなのだ。それをもういちど捉えなおすことで私は自分と、未来と繋がりたいのだ。今度ばかりは負ける気がしない、あきらめる気がしないゾ。

しょうこのTake a walk on♪長谷由比ガ浜その3。

長谷寺は、言わずと知れた長谷観音さまのいらっしゃるお寺です。一年じゅうたくさんの人で賑わうお寺ですが、曇り空と台風接近のニュースのせいか、この日は比較的人もすくなく静かです。

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お寺や神社の境内って、緑と水と土のあるせいか土地そのものの力のせいか、「居るだけで落ち着く」ようなところがあります。いつか散歩の途中にちがう道を入りたくなり、気持ちの向くまま歩いていたら神社に行き当たりました。


長い長い階段を昇ると、そこは天照大御神をお祀りする神社。毎日お伊勢さんでいただいて来た天照大神の御札に御挨拶するのが習慣の私。これは。。。神様がなかなかよくやってるネ、とホメてくれているのかも!


なんて勝手に盛り上がりました(笑)。だってそんな場所に神社が在るなんて、その時までまったく知らなかったのです。まるで知らない道を曲がらされて、そこに連れて来られたみたいでした。

そんなこともあり(五十路も越えたせいなのHasedera6
か(?)ますます「何かに見守られている感」が強くなってきた気がします。人間って見えないものと見えるもののあいだで生きている。今って見えないものを大事にする心、とか手に取れないものを信じる心、がとても求められている時代だと感じます。



かつてはそんなこと当たり前だったのですよネ。物質が豊かにあり過ぎると、どうしてもすべてをコントロールできるような錯覚をしてしまう。。。


「見えない」けれど「感じる」もの、手に取れないけれどたしかに「在る」ものに謙虚にならなきゃいけない、それと共に生きるのが人間なんじゃないのかなァ。そんなふうに思うのです。

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御本尊は撮影禁止なのですが、その大きさと神々しさに圧倒されます。9月になったら長谷の観音様にもう一度逢いに言って、演奏会がうまくゆくようお祈りして来よう!と思います。

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本当はもっともっと綺麗な蓮の花。

2016年8月23日 (火)

12弦のアコースティック・ギターを

買っちゃった♪。ずっと欲しかったのだ~。

自分にたんじょうびプレゼント。

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ティム・バックリィや

Sandy


サンディ・デニーみたいな

弾き語りを目指すのだ~。

2016年8月22日 (月)

51。

--「五十歳まで現役でやるとおもしろい。なぜおもしろいかというと、もう、本気か嘘かしかなくなってくるから。」

(バイ・永ちゃん『アー・ユー・ハッピー?』より。)


不肖スズキ、昨日51になりました。これからもどうぞ4649☆お願いいたします。

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秋にアマデさんの『魔笛』を聴きに(観に)ゆけるかも。。。抽選!当たれ~!!

2016年8月17日 (水)

『英ポロ』と『軍ポロ』。

ショパン様『軍隊ポロネーズ』を30ウン年ぶりに練習。思えばこれが「弾けた!」から『英雄』も「弾ける!」と信じて玉砕し、ザセツ感に包まれた14歳の私なのだった。


しかし『軍ポロ』、あらためてやってみると全然簡単じゃないゾ。そもそもポロネーズのリズムって何か、を考えないで練習して、いくら譜面どおりに弾けてもあんまり意味が無い。

それじゃ曲の命を生きていないことになる。



オクターブの音をどの指で弾くか、自分の手の大きさでは5と1しかなく、その制約が限界をつくってしまっている。『英ポロ』を制するにはやはり『軍ポロ』からなのでは?。。。


と思い『軍ポロ』に先祖帰りする。何だか中学生の気分に戻ってしまうナー。


『英ポロ』の「鬼のオクターブ連打」のために『軍ポロ』の「終わらないオクターブ攻撃」が凄く役立つと思う。頑張ろう!

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この曲に憧れる数多の者たち(含・自分)を地獄の底に突き落としてきた

鬼のオクターブ連打。左手痛すぎる(涙)!!

2016年8月12日 (金)

旅立つことを決めれば(新曲。)

旅立つことを決めれば道はそこにみえてくる。

旅立つことが恐くてずっと立ち止まってた。


「あなたの居ない世界で生きるなんてできない。」


あなたはそばにいるーーこの世で

あなたに逢えたから、この世で、

その時まで生きてく。



愛することを決めれば道はそこにみえてくる。


愛することが恐くてずっと立ち止まってた。



「あなたの居ない世界は、生きる価値なんてない。」


わたしは生きているーーこの世で

あなたが生きたからーーこの世は、


それだけで価値がある。



旅立つことを決めれば道はそこにみえてくる。


旅立つことが恐くてずっと立ち止まってた。



愛することを決めれば道はそこにみえてくる。


旅立つことが恐くても、もう立ち止まれない。


わたしは生きているーーこの世で


あなたに逢えたからーー夢で、じゃなくて、



もういちど逢える。

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                                 気づけばもうすぐ誕生日なのだ~。

デビュー28周年は平成28年。

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デビュー28周年は平成28年企画第二弾。


鈴木祥子定期演奏会『No Microphone,Please.』

第二回「外で歌おう」

2016年10月2日(日)
鎌倉・長谷別邸

http://www.hasebettei.com/#!gallery/c6iu

鎌倉市長谷3丁目9-2

(長谷幼稚園隣り)

お昼の部

開場12:00
開演12:30

夕方の部

開場15:00
開演15:30

入場料(昼・夕方/ドリンク付き)

¥6000



マイクロフォンを使わない、生の声と楽器の音をお届けする定期演奏会の第二回目です。


それじたい初のチャレンジだった第一回目の好感触に味をしめ、

スズキ・デビュー28周年=平成28年を記念しまして

「秋の野外で歌ってみよう!」というココロミです。





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10月といえば子供のころの運動会を想い出します。歩くにも(走るにも?)気持ちのよいシーズン、秋の鎌倉を散策しつつ、緑に囲まれた長谷別邸のお庭に出て歌ってみるのはいかがでしょう。いえ、歌うのは私なんですけれど、秋の空気や光線や緑のなかできっとあなたも歌いたく。。。もしもなったら一緒に歌いましょう。きっと予想できない素敵な時間になると思うのです。

参加を希望される方は、件名を「鈴木祥子定期演奏会」として

①お名前
②御住所
③お電話番号
④参加人数(二名さままで)

⑤希望される時間帯(お昼と夕方/第一希望・第二希望・どちらでもよい)

をお書きになり、下記までメールにてお知らせくださいませ。追って詳細のメールをお送りいたします。


eachbearsmusicservice72821@gmail.com


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☆長谷別邸

昭和50年代に建てられた純和風の邸宅で、長谷観音を臨むロケーションにありながら、観光客の行き交う表通りのにぎやかさとは別世界のような、森閑とした緑の佇まいが心を穏やかにしてくれます。


☆JR鎌倉駅から江ノ島電鉄・長谷駅下車徒歩6分です。鎌倉駅西口からタクシーを使われる場合、「長谷幼稚園」にお越しください。お隣が長谷別邸になります。お時間は10分程です。


☆開催までのあいだ、長谷や由比ガ浜のスズキ・おすすめスポットやフォトををこちらでお知らせしてゆきますので、ぜひご覧くださいませ。



尚、雨天時や当日の気温が予想以上に高かった場合、お庭に面した座敷の窓を開け放し、屋内で外気を感じながらお聴きいただけるよう御用意いたしますので、どうか安心してお越しくださいませ。

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夏のメンズ♪コーディネート。Featuring/Beige.

2009年から(地味ぃな)ロングセラーとなっているコットン100%Tシャツ。男性のファッションは黒・紺・グレーなどダークな配色になりがちですが、このTシャツ、こんな着方でとってもお洒落にみえるんです!http://www.galabox.jp/product/110

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ベージュのチノパン+キャップと合わせて同色コーデ。


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男性はつい敬遠しがちな明るい色+明るい色のコンビネーションですが、ベージュや白なら年齢問わず素敵です。





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                                  +キレイ色のボタンダウン・シャツ。

写真はライトパープルのギンガムチェックシャツ。腕まくりしたり腰に巻いてもこなれ感が出てgood♪。



ベージュのキャップ+白のシューズは揃えておくとオシャレ度up。休日のスポーツ観戦やちょっとしたお出かけにも最適。



いかがですか?男性もベージュやパープル、ブルーやピンクなど、ライトなキレイ色をどんどん身につけて欲しいです!


白もサワヤカですがベージュをベースに使えば誰にでも似合うし、年齢を問わず素敵なんですヨ。






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夏のコーディネートのベースにぜひ♪。






モデル☆スズキタカオ(父。)

団令子という女優さん。

団令子という(日本映画全盛期にアイドル・スターだった)女優さんが妙に好きで、今の「美人じゃないけどちょっと可愛いアイドル」のまさに元祖だと思うのです。



関係ないですが私、前田敦子結構好きなんですよネ。グループに居たときから「あっちゃん」の前下がりボブの写真を美容院に持っていって「こういうふうにしてください!」とか言ってたくらいなので。。。

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前下がりボブ(当時。色も真似。)

ーなんか全然美人じゃないような気もするし、そうかと思うと可愛くみえたり、野心満々なのか無邪気なのかよくわからない、性格もいわゆる「良い子」のワケないんだけれど、その悪さがミョ~に気になる。。。

感じって私の中で団令子とめちゃめちゃ「カブる」んです。



先日購入した『ジ・オフィシャル・クレージー・キャッツ・グラフィティ』に、一連の「クレージー映画」のマドンナの一人として団令子のインタビューが掲載されていたのですが、

成瀬巳喜男・小津安二郎両巨頭の作品に準主役級の役でインパクトを残しているのに、御本人はその役がお好きでなかった様子。


成瀬監督の『女が階段を上がる時』で、銀座のバーのマダム・高峰デコたんの上客を若さの魅力でまんまと奪ってしまうホステス役、


小津監督の『小早川家の秋』でアメリカ人男性ととっかえ、ひっかえデートする(そこに小津監督の描く「戦後」がみえかくれしています)フラッパーな女の子役も、

軽い役のようで強い印象を残します。アイラインをクッキリと描いてまつ毛をこれでもか!と強調するメイクなんか、現代に余裕で通用するキュートさ。



でも当時の現代っ娘(所謂アプレと言うんでしょうか。)の軽さとビッチ感、を体現する役柄は本意じゃなかったのかもしれません。

主演でヒットした『お姐ちゃん』シリーズにあまり肯定的な発言をしていないのもそのせいなのでしょう。


しかしビッチなだけ、軽いだけなら印象に残らない。そこに加わる「狡い可愛さ・憎めなさ」が(自分的には)団令子というファニー・フェイスの真骨頂だったのにナーと、

(恐らくは美容整形をして)ファニー・フェイスから「スリム美女」に変身を遂げてしまった'70年代の彼女のポートレートを眺め、なんだか複雑な思いに駆られてしまうのです。

2016年8月 6日 (土)

女度の低い女。

ある女性コミック・エッセイストさんの本を読んでいたら、

「渋谷にオープンしたお洒落なカフェ」や「ホテルのデザートバイキング」

「専門店でしか買えない話題の高級バター」のお話がふんだんに出て来て

ウワ~、「女子っぽーい!」と感心してしまったのでした。


新しくオープンしたお洒落なカフェ、話題の高級バター。。。

行ってみたいとも食べてみたいとも思わない女ってどうよ??

とつい自問自答してしまった私。。。

そのコミック・エッセイを読んでつくづく思ったのは(作家さんと私はほぼ同世代)

私は元々の女度が超・低いのです。「女」について歌ってる歌が多いのはそのせいですネ。



つまり

「まともな『女』をやろうと頑張ってはみたものの、

ついに自分には無理だとわかった」

。。。というプロセスの歌なのです。

女度が高い人は女について歌う必要無いですもン。


まァ、それについて語りだすと長い(笑)ので、また追い追い考えたり、

せいぜい自問自答することに致しましょう。

ほんとうに暑い!ですがどうか体調にお気をつけくださいネ。

とは言っても冷房でいがいと身体は冷えているので、

夜はシャワーだけじゃなく湯船につかりましょう(←老婆心)。

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                           長谷別邸の緑。

2016年8月 5日 (金)

本日の午後、参加証を発送いたしました!

鈴木祥子定期演奏会『No Microphone,Please』第二回「」外で歌おう」

の参加証、本日の午後に第一回目の発送をいたしました。

お約束よりも大変遅くなりましたこと、あらためてお詫びいたします。

本当に申し訳ありませんでした。

(イーチベアーズ・ミュージックサーヴィスの美しく頼もしき助っ人・Kさんに

感謝いたします!)

来週はじめに到着するかと思いますので、どうかいま少しだけお待ちくださいませ。

イーチベアーズ・ミュージックサーヴィスより。

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