1982年の7月より熱い9月。
生涯の宝。。。と言えば'82年に神奈川県民ホールで観たスティーヴィー・ワンダーも凄かった。
バンドに4人のホーン・セクション(『サー・デューク』めちゃめちゃ格好良かった(涙)!!)と3人のコーラス隊をしたがえた『ホッター・ザン・ジュライ』ツアーでの来日、まだ『パート・タイム・ラヴァー』等のメガヒットは生まれていなかった(だから良かった、ナンチャッテ)。
コンサートのラストはアルバムのラストと同じ『ハッピー・バースデイ』。まるでニューオーリンズのマーチング・バンドみたいに賑やかに歌いながら、行進しながらバンドがステージから去っていって、
投げキッスと共にスティーヴィーの姿が消えても、客電が点いてもそれでも観客のハッピー・バースデイ、ハッピー・バースデイ。。。の大合唱は鳴りやまなかった。それくらい感動的なコンサートだった。
このアルバム(『ホッター・ザン・ジュライ』)が出て『ハッピー・バースデイ』を誕生日パーティーのBGMにする人が一時続出。でも黒人の視線でマーティン・ルーサー・キングの誕生日を皆で祝おう、ともに賛美しようって歌ってるんだから、その使い方はおかしいよナ~と高校生ながらギモンを感じていた。『アイ・ウィル・オールウェイズ・ラブ・ユー』を結婚式で流しちゃうカップルみたい。それ「別れても愛してる」って歌だから!
しかしホイットニー・ヒューストンのデビュー曲を岩国のベースのラジオで聴いた日が嘘みたいだ。デビューしたばかりの新人シンガー、と紹介されていて、歌の上手さに其処にいた全員が聴き入ってしまった。自分は変わっていないつもりでも、時は流れて止めようもない。
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