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2015年12月 2日 (水)

ドリームゴーズオンフォーエバー。

小・中学生の頃弾いてたシリーズ、ショパン様の『軍隊ポロネーズ』と『英雄ポロネーズ』。


じつは後者はスズキにおけるクラシック・ピアノへの憧れとザセツのシンボルになっている。小学校低学年の頃から『英雄ポロネーズ』を弾けるようになるのが夢だった。なのに途中まで練習して投げ出してしまった。


曲を弾く弾かないという以前に、地道な指の反復練習をしなければこんな曲を弾けるようになるワケが無い。私は逃げた。諦め早過ぎなんだよ!と今になって思う。


同じ頃アメリカやイギリスのロックやポップスに出逢って心を奪われたのも大きかった。『英雄ポロネーズ』は音楽と出逢わせてくれた夢のはじまりのような曲だけれど、クラシックのピアノ奏者になる夢はドリームイズオーバー、となってしまった。


今からこれを弾けるようになるだろうか。思い出し乍らちょっと弾いてみたけどショパン様ってイケメンの癖してオニかと思う。甚だしい低音部の跳躍、指を思いっっっ切り拡げてなおかつ正確にコントロールしなければならないトリル、これでもか!と言う感じのオクターブ16分音符連打。。。


いやいやちょっとこれ無理だから(涙)!!と今でも言いたくなるのだから中2の私の気持ちもわかる。ただあの頃は指の問題だと思っていたことが読譜力が及んでいない、つまり脳の問題だったということに気づいた。



脳が譜面を読む速度が指に反映されるのだから、とにかく譜面を読んで読んで読譜スピードを上げて、並行して指の訓練をすれば良いんじゃないだろうか。「すぐわかる!『英雄ポロネーズ』攻略本」なんかがあるなら欲しいところだけど、そこは自分で方法を考えるしか無い。


私の手元にあるポーランドのピアニスト、ウィトールド・マルクジンスキーさんの演奏を聴くと、有名なテーマの部分のリズムが明らかにほかのピアニストとちがっている。


何か拍子に収まり切らないような、語尾をちょっと引きずるような独特のリズムの感じかたは作曲家と同郷の人ならではのものなんだろうか?要・研究である。


でも弾いていて何て盛り上がるのだろう、何て生命感に溢れているのだろう。「ピアノの詩人」というよりもピアノと詩(うた)の可能性を最大に・限界まで追及した研究者・求道者のようにも思える。


夢よもう一度。。。では無いけれど、夢が始まり、終わった場所でもう一度夢をみることが出来るとしたら、それはどんな夢なのだろうか?


『ピアノ・ソナタ第11番』に行く前に、いや、並行して練習しよう。今ならやれる。。。気がする(ホントかしら?)!何十年後かに夢がかなう、ってこともあるかも知れないのだ。

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