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2015年10月 6日 (火)

誘惑者。

アマデさん。。。『ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467』が美し過ぎるよ。。。『グラン・パルティータ』のアダージョに曲想がとても似ているのは偶然じゃなく、木管だけでやったことをピアノと弦を加えてやってみた、っていうふうに聴こえるのだけど違うかな?


アマデさんのオーケストレーションの、何と完璧で美しいことか。「音」が描き出す永遠の平安。永遠の平安、への止むことの無い憧れ。此の世の何処にも無い約束の場所。


アマデさんが描いた場所が美しければ美しいほど、私は音楽の罪深さを感じてしまう。美し過ぎる、ということの罪。


それは人を惑わせ、死へと吸引する悪魔のささやきに限りなく似ている。「美」と「死」が混ざりあい結び合いひとつになる場所。生身の人間がそんな場所に永く居られる筈が無い。


アマデさん。その名が暗示した通り音楽の神に魅入られ、あまりに深く愛され過ぎた罪でそこから35年で旅立ってしまったけれど、ようやく還りついた平安がどんなに美しいものなのか、その場所に還ることだけがあなたの希みであり、憧れのすべてだったことを、あなたは既に予感のように描き出していた。この曲に、この、天のものなる妙なる楽の調べのなかに。

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